平安神宮

京都市内の岡崎エリアにある「平安神宮」。
周辺には、南禅寺、銀閣寺（慈照寺）、知恩院や八坂神社など京都を代表する寺院や神社が多く立ち並び、平安神宮もその中のひとつとして存在感を示しています。通年を通して多くの人が訪れる京都の中でも有名観光スポットなんですよ。

平安神宮でまず最初に目を引くのが、入口にある美しい朱色の大鳥居。
平安神宮は平安遷都1100年を記念して1895年（明治28）に建てられた、京都の歴史ある数々のお寺や神社の中でも比較的新しい神社です。
比較的新しい神社ではありますが、平安神宮の境内には重要文化財に指定されている建物もあることから、多くの観光客が訪れるようになりました。

また八坂神社の「祇園祭」、下鴨神社と上賀茂神社の「葵祭（賀茂祭）」、平安神宮の「時代祭」など京都の三大祭りの中のひとつで、毎年10月22日に開催されることでも有名です。

地元では「結婚式」や「七五三参り」の神社として親しまれていて、毎年11月の七五三の季節には多くの家族連れで賑わいます。
日取りの良い休日には、境内で美しい白無垢姿（しろむくすがた）の花嫁さんに出会うこともありますよ。

他にも平安神宮は、春になると「京都を代表する桜の名所」としても有名になります。
特に神苑では谷崎潤一郎の「細雪（ささめゆき）」にも登場する「ベニシダレザクラ」が美しく咲き誇ります。
大極殿の前の「左近の桜（さこんのさくら）」も有名で、桜のピンク色と青い空、赤色の社殿が生み出すコラボレーションは見事。
桜のシーズンにはライトアップも行われるので、昼間とは違った幻想的な雰囲気の中で桜を楽しむことが出来ます。

さらに平安神宮は「縁結び」や「パワースポット」をはじめ、開運招福・商売繁盛・厄除け・学業成就としてもご利益があるとして人気があるスポットなんです。平安神宮ならではのユニークで可愛らしいお守りが人気のお土産にもなりました。

平安の雰囲気が漂う「平安神宮」を訪れて、京都の古き良き時代を感じてみてはいかがでしょうか。
それでは、「平安神宮」の見どころやおすすめの情報などを詳しくご紹介していきたいと思います。