石山寺

lilÿさん(@lilyard)が投稿した写真 - 2016 12月 29 9:46午後 PST

出典：instagram／lilyardさん

滋賀県大津市、琵琶湖の南にある「石山寺」。

琵琶湖から流れる瀬田川の側面に建っていて、日本の歴史で有名な歌人「紫式部」ゆかりのお寺として有名で、紫式部が石山寺を訪れた際に誰もが知る有名な小説「源氏物語」の構想を得たと言われています。

他にも「枕草子（まくらのそうし）」や「更級日記（さらしなにっき）」などの有名書物にも登場し、平安の時代から人々に愛されてきました。

観光地としては「安産・厄除け・福徳・縁結び」にもご利益があると言われ、今も昔も多くの人の信仰を集めています。

また石山寺は、別名「花の寺」とも呼ばれていて、その名前の通り、冬には牡丹や梅、春には桜、夏にはツツジや菖蒲、秋には紅葉など、四季折々の美しい花々や樹木が楽しめます。

特に秋の紅葉の美しいスポットとして有名で、天然記念物の硅灰石（けいかいせき）に映える紅葉は日本の秋の趣たっぷり。夜には「あたら夜もみじ」というライトアップイベントが行われ、紅葉と国宝建築物のライトアップはとても幻想的。

京都の人気紅葉スポットの寺社に比べると混雑少ないので、「紅葉は楽しみたいけど人込みは苦手」という人にピッタリの紅葉スポットです。

駅からも徒歩でアクセスでき、気軽に訪れることが出来るのも魅力。
参拝の後はぜひ、門前にある和菓子屋さん「茶丈藤村（さじょとうそん）」にも立ち寄ってみてください。
こちらも日本の歴史の中で有名な詩人、小説家の島崎藤村ゆかりのこのお店の名物は「たしばる」という大福もち。手作りならではの上品で優しい甘さが絶品。

大阪や京都からも気軽にアクセスできる「石山寺」、美しい季節の花々で心も身体も癒されていてはいかがでしょうか。

それでは古くから人々に愛されてきた「石山寺」の魅力やおすすめのポイントなどを詳しくご紹介したいと思います。